江戸時代から歴史を持つ輪島塗の「輪島キリモト」の8代目の桐本滉平さん。
フジテレビ系「ザ・ノンフィクション」の出演で話題になっています。
今回は、
桐本滉平の出身大学や高校はどこ?1年間のパリ留学を経験!
についてまとめました。
桐本滉平のプロフィール
- 名前:桐本 滉平(きりもと こうへい)
- 生年:1992年
- 年齢:32歳(2024年7月)
- 出身:石川県輪島市
- 職業:輪島塗
- 会社:輪島キリモト
- 肩書:8代目
桐本滉平の出身高校や大学
桐本滉平さんはどこの学校に通っていたのか調査しました。
順を追ってみていきましょう!
小学校
桐本滉平さんが通っていた小学校は明らかになっていません。
実家は「輪島キリモト」になるので、その周辺の小学校に通っていたと考えられます。
ちなみに小学校低学年から中学1年まで公文式に通い、算数・数学と英語を学ばれたそうです。
中学校
桐本滉平さんは輪島市立松陵中学校に通われていました。
- 学校名:輪島市立松陵中学校
- 住所:石川県輪島市河井町11部39番地1
2014年に閉校し、他の2校とともに輪島中学校に統合されています。
能登半島地震を経験
桐本滉平さんは2007年の中学3年生の頃に能登半島地震を経験されています。
その際にメモを残していたそうです。
大変な経験をされたと思いますが、それでも前向きな力強い言葉を書き残していますね。
「輪島キリモト」8代目として、想いはそのままに励まれているのではないでしょうか。
高校
出身高校は石川県立輪島高等学校です。
- 学校名:石川県立輪島高等学校
- 住所:〒928-0001 石川県輪島市河井町18部42−2
- 偏差値:42-52
東日本大震災で進学変更
高校生の頃に将来について悩まれていた桐本滉平さん。
子供頃から周りの目を気にして「実家を継ぐ」と話していたそうですが、
実際は跡継ぎになることが嫌だったとのこと。
しかしこれといってやりたいことも見つからず、モヤモヤとした気持ちを抱えながら高校生活を送っていました。
それに加え、桐本曰く「能登は独特の閉鎖的な土地柄で、閉塞感を覚えていました。」と
生活に息苦しさも感じていたようです。
こういった理由から東京に行けばやりたいことも見つかるかもと関東の大学を受験されました。
大学受験の後期試験の前日に東日本大震災があり、
この出来事が桐本さんの人生を変えるきっかけとなります。
当時の原発事故のニュースを見ながら、
「生きる意味」「日本とは?」「日本が失ったものは?」「未来に残すべきものは?」と約2週間考えぬき、
- 日本の価値は日本文化にある
- 土地が生み出す価値や伝統が、残すべき日本の価値
- 自分が生きているのは、先祖が代々この地で漆に向き合ってきたから
と気付きを得られたそうです。
土地に携わり自然の循環の中で生きていた輪島塗にはもっと価値があり、
それを伝えていかねばと使命感が湧いてくるようになり実家を継ぐ決意をされました。
その後、関東の大学を諦め日本大学に進学することになります。
大学
大学は日本大学の商学部に通われていました。
- 学校名:日本大学
- 住所:〒102-0074 東京都千代田区九段南4丁目8−24
- 学部:商学部
- 偏差値:
47.5~50.0
輪島塗を再び世に広めていくためにもマーケティングを学ぶ必要があると考えられたのが、
こちらの大学に通った理由です。
パリに1年留学
大学4年生のときに1年間パリに留学することになります。
意欲ある若者の海外留学を応援するプロジェクトである文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」に応募し採用されました。
パリを選んだ理由は世界のライフスタイル発信地だからだそうです。
留学先にパリでは、日本文化を発信するギャラリーで販売を任されながら漆器のマーケティングを学びます。
当時の経験から
- ものづくりは自分の感性を大切にする
- オリジナルが詰まった唯一無二を作る
これらが輪島塗の最高に繋がると確信されたそうです。
今で「輪島キリモト」の8代目として伝統を守りながら、さまざまなチャレンジに挑みつづまれています。
大学時代の経験は現在にしっかりと生かされているようですね!