女優やタレントとして活躍中の山崎翠佳さん。
2024年9月放送の「奇跡体験!アンビリバボー」の再現映像に教師役として出演されていました。
どのような役だったでしょうか。
そこで今回は
山崎翠佳がアンビリバボーの再現映像に出演!戦前の教師役を務めた!
についてまとめました。
山崎翠佳のプロフィール
- 名前:山崎 翠佳(やまざき すいか)
- 生年月日:2000年4月30日
- 年齢:24歳(2024年9月)
- 出身:兵庫県宝塚市
- 身長:156cm
- 職業:女優、ファッションモデル、タレント
- 事務所:AISTON
- 好きな食べ物:梨、カレー、オムライス、エビマヨ、干し芋、みりん干し、スイカ
山崎翠佳さんは2020年に芸能界デビュー。
2023年公開の映画「カフネ」で初主演を務めました。
他にも様々な作品に出演されていましたので、ご紹介します。
- 人生最高の日(映画(主演))
- 海の夜明けから真昼まで(映画)
- 大河ドラマ『どうする家康』(テレビ)
- ドラマ『彼女、お借りします』(テレビ)
- JR東日本(CM)
- 不良少年と天使の恋の唄2021(舞台)
映画やテレビだけでなく、CMや舞台など幅広い場所で活動されています。
これからの活躍がますます楽しみですね。
山崎翠佳がアンビリバボーの再現映像で出演
山崎翠佳さんが2024年9月4日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」の再現映像に出演されました。
演じたのは、戦前の台湾で10年間小学校教師を務めた「高木波恵」さんです。
メガネをかけて役を演じられていて、番組放送中にSNSでは
アンビリバボーの再現女優の方美人すぎるだろ
今アンビリバボーの再現VTRの先生役の女優さんめっちゃ可愛くない??
など、多くの方が山崎さんの魅力に気づかれたようです。
では山崎さんが演じた「高木波恵」さんはどのような人物なのでしょうか。
山崎翠佳が演じた高木波恵のプロフィールやエピソード
高木波恵さんについて調査しました。
プロフィール
- 名前:高木 波恵(たかぎ なみえ)
- 生年月日:1908年10月11日
- 享年:111歳
- 出身:熊本県玉名市
- 職業:元教師
台湾で教師を務める
小学生の時に警察官だった父親の都合で、日本統治したの台湾に家族と共に移住し台中高等女学校を卒業。
その後、教師となり1928年から約10年間、台湾の子どもたちが通う烏日公学校で教壇に立ちました。
その間に結婚、出産を経験しましたが、教師を続けられたようです。
高木波恵さんは生徒を平等に愛し、我が子のように可愛がっていました。
生徒たちも髙木さんの事を尊敬し、まるで母親のように慕っていたと言います。
そんな教師時代のエピソードをご紹介します。
- もらした子の下着を密かに洗ってあげた
- 皮膚病になった生徒に自分の生活が苦しくても、薬を買い塗ってあげた
- 貧しさから長袖を買えない生徒に長袖をプレゼントした
- いじめが起こると、いじめた生徒に理由を聞き、優しく諭し、いじめをやめさせた
素晴らしいエピソードばかりですね。
帰国後
1941年に太平洋戦争勃発し、戦争が終わると日本人は行政や教育機関から排除されました。
高木波恵さんも教師の場を奪われて一人です。
ほとんどの財産を没収され、収容所に送られたりした後、生徒に別れをつげる間もなく日本への帰国を余儀なくされます。
帰国後は息子が生まれ、子育てをしながら農業をこなすといった過酷な生活を送っていましたが、
それでも台湾の生徒たちとの手紙のやり取りは続けられていました。
しかし、徐々に交流も減っていき、手紙のやり取りもなくなっていきました。
生徒との再会
最後の手紙のやり取りから20年以上経っていた、2015年に台湾映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」が日本公開されました。
映画の舞台は、高木波恵さんが教師をしていた戦前の台湾を描いた作品でした。
この映画がきっかけで生徒たちのことが気になり、教え子たちに手紙を書きます。
かつての住所で書かれた手紙は「宛先不明」で送り返されるところでしたが、
台湾の郵便局員たちが昔の住所を頼りに戸籍を調べたり、近隣住民に聞き込みをするなどして、
12日間かけて手紙の届け先を探しあて、教え子に届けられました。
この手紙がきっかけで、髙木さんと教え子たちはインターネットのテレビ電話を通じ約80年ぶりに再会を果たします。
当時の様子は台湾で大きく報道され、話題となりました。
髙木さんが亡くなる2020年2月まで手紙のやり取りは続けられました。
111歳の大往生だったようです。
とても心温まるエピソードですね。
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